スタッフボイス

現在の仕事内容、キャリアを教えてください。

私は現在、開発課の中で『米飯』と呼ばれる御飯の入ったお弁当やおにぎり・寿司の開発を担当しています。
仕事内容としては、上記商品の開発、自社で作っている商品が工場で正しく製造されているかのチェックが主な仕事になります。
一言で『商品開発』と言っても、ただメニューを考え、レシピを作るだけではなく、「その商品をなぜ開発するのか」「その商品が販売されたときにどのように売れるのか」「どのように美味しく仕上げるのか」等を資料にまとめ、その資料を使用した「取引先様へのプレゼン」を行い、開発を進めていきます。
一つの商品が実際に店頭に並ぶまでに早くても1ヵ月、長い物だと3ヵ月以上の時間が掛かり、商品が店頭に並ぶまでの、工場で製造する為のマニュアル作りや、その商品を実際に工場でテスト製造した時のチェックも重要な仕事となります。
また、お店で販売されるようになってから、工場で正しく製造されているかをチェックするのも重要な仕事です。一つ一つの具材には、細かくマニュアルがあり、味・見た目・色等、様々な視点から、チェックを行います。

仕事をする上で気を付けていることは何ですか？

開発の仕事で気を付けていることは、できるだけ幅広い視点で物事を見る様に注意する事です。一つの商品を作るにしても、過去の商品や、マーケット（専門店やデパ地下等）の変化、今のトレンド等、様々なことに目を配らないと、これまでと変わらない商品になってしまったり、お弁当であれば、他の具材とのバランスが悪くなってしまいます。
それらを加味した商品作りが求められます。
また、仕事内容が多岐にわたる為、商品の事にしか目がいかないと、他の仕事が滞ってしまうという事もあり、常に自分の持っている仕事や、他のスタッフの仕事も見渡すよう、注意しています。

やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか？

やはり、自分の商品が店頭に並んだ時が「やっててよかった～！」と思います。苦労して1から作った商品が店頭に並び、お店に行ったときにお客様が手に取って買ってくださっているのを見た時のうれしさは格別です！

これからの目標を教えてください。

売れ続けるものを作る事は、なかなか簡単には出来ません。
いくら美味しくても売価が高くなってしまったり、逆に買いやすくても内容がおろそかになってしまいます。それらが揃っても、他の商品とのバランスや、工場での生産性もあり、早くお店から無くなってしまうものもあります。
その中でも、長くお客様から求められる商品をたくさん作る事が、『開発者』としての目標です。また、それらの商品開発は一人ではなく、数人のスタッフで手掛けています。チームとして米飯の商品を盛り上げ、息の長い商品を増やしていければと思います。

どういう人に入社して欲しいですか？

自分だけで仕事を初めから終わりまで進められる事はあまりありません。様々な「アドバイス」や「確認」を上司や先輩社員から貰いながら進めて行きます。その中で、失敗する事や、時には怒られる事もあるかもしれません。その時に真摯に受けとめ、「なぜ失敗したのか」、「次はどのようにすればうまく進められるのか」を考えながら日々の仕事に臨むことが大切だと思います。もちろん、開発を進める上で調理技術や調理の知識等は必要ですが、それは仕事をしていく中でいくらでも埋める事が出来ます。しかし、仕事への姿勢はなかなか経験では補う事は出来ません。その『仕事への姿勢』『向上心』を前面に出せる方と一緒に仕事が出来ればと思います。私もまだまだですが、お互いに向上心を持って、切磋琢磨しあいながら良い商品を作っていけたらうれしいです。